ハムストリング・ストレッチとは?
「ハムストリング」とは、別名「大腿屈筋」といいます。歩行するときに足を持ち上げる動きを担当する筋肉を「大腿四頭筋」といいますが、その裏にある筋肉で骨盤の下部よりひざの裏に伸びている筋肉を「ハムストリング」といいます。走る・歩くなどの動きに最も重要な筋肉で、きちんとストレッチを行わないと肉離れなどを起こしてしまいます。
Sponsored Link
ハムストリングのストレッチの方法
ハムストリングのストレッチ方法をいくつか紹介します。
【ハムストリング・ストレッチその1】
@ 床の上にひじをついた形で四つんばいになります。
A 右足をまっすぐ上げます。
B 息を吐きながらかかとを曲げます。(お尻に近づくように)
C 息を吸いながら元に戻します。
※A〜Cを数回繰り返します。
※左足も同様に行います。
【ハムストリング・ストレッチその2】
@ 床の上に両足を大きく開いて立ちます。
A 左足を蹴り上げ、右足に体重を移動します。(左足のかかとはお尻につくように)
B 両足で立ちます。
C 右足を蹴り上げ、左足に体重を移動します。(右足のかかとはお尻につくように)
D 両足で立ちます。
※A〜Dを数回行います。
ハムストリングの重要性
日常生活において、体は前に移動する動作が多く、ハムストリングはその動きのブレーキの役割を果たしています。非常に重要な役割ですが、収縮を行うことが多いため、肉離れ・筋肉痛を起こしやすい場所でもあります。ハムストリングが硬化すると、腰痛の原因にもなるので注意が必要です。
トレーニングジムの使用
本格的に筋トレでハムストリングを鍛える場合、トレーニングジムに通うことをおすすめします。無理に鍛えようとした場合、関節を痛めたり怪我の原因になります。自分のペースで無理のない範囲で行うことが大事です。